センター長挨拶
帆保 誠二 教授 ・研究者リンク
研究キーワード:内科疾患 呼吸器疾患 感染症 疾病監視 疾病予防
SKLVセンターは、全国の畜産・獣医学部生、畜産関係者をはじめとした多くの方を受け入れ、最先端かつアニマルウェルフェアに配慮した動物飼養施設で実践的な学びの場を提供いたします。
さらに、SKLV内には滞在施設が完備されていますので、滞在中にコミュニケーション力の向上や人脈の拡大にも貢献できると思います。
近い将来、「SKLVセンターでの実習がきっかけで、畜産・獣医学分野に進みました!」と言っていただけるように、SKLVセンター教職員一同で皆様のお越しをお待ちしております。
獣医学部門
Department of Veterinary Medicine
宮本 篤 特任教授 ・研究者リンク
研究キーワード:脳血管 動物種差と血管機能 マグネシウム 機能性食品 血管内皮細胞 ブラジキニン
畜産学部門
Department of Livestock
現在準備中
事務
興梠 和良
SKLVセンターでの実習
SKLVセンターの役割
令和5年9月1日にSKLV管理棟2階に鹿児島大学の附属施設として開設しました。SKLVセンターでは、全国の畜産・獣医学部から多くの学生を受け入れ、産業動物の参加型臨床実習教育と先進的技術を組み合わせた人材育成を行います。また、地域産業を支える畜産・獣医関係者の学び直しにも取り組み、畜産振興に寄与することを目的としています。
参加型臨床実習
SKLVセンターでは、牛、鶏、馬、豚を対象とした実践的な臨床実習を提供します。学生一人ひとりが、生体からの採血や各種検査などの実践的な実習が行える環境を整えています。
滞在型実習
月曜日から金曜日の5日間を基本とする各種コースを提供可能とする滞在型実習です。タイミングが合えば牛の分娩実習も提供されますので、貴重な体験になります。
教育と防疫
SKLVは臨床実習施設であるとともに、動物衛生学の教育の場として鳥インフルエンザや口蹄疫などの家畜悪性伝染病を防ぐモデル施設です。最先端の施設で家畜の衛生管理も実践的に学べます。
実習をご希望の方(学生・社会人)へ
現在、大学や関係機関と協力して学生向けの実習を受け入れています。
開催期間は予め決められておりますので、興味のある方は関連機関の情報をご確認ください。
コース名 | 概要 | 対象 |
牛・馬・鶏・豚ベーシックコース | 各種動物(牛・馬・鶏・豚)について飼養衛生管理法を中心に学ぶとともに、そのハンドリングをはじめとした基本的な技能を習得することを目指す。 | 1〜6年生(主に共用試験受験前の学生) |
牛専修コース | 牛の臨床現場で必要とされる基礎的な臨床検査および診療技術について学ぶ。 | 獣医学共⽤試験合格資格を有する5年⽣・6年⽣ |
馬専修コース | 馬の飼養衛生管理法や各種検査法を中心に学ぶとともに、基本的な技能の習得を目指す。 | 獣医学共⽤試験合格資格を有する5年⽣・6年⽣ |
家畜衛生専修コース | 家畜衛生防疫について参加型実習。特に、農場防疫、牛伝染性リンパ腫、高病原性鳥インフルエンザの診断および豚熱・アフリカ豚熱・口蹄疫の防疫対応について学ぶ。 | 獣医学共⽤試験合格資格を有する5年⽣・6年⽣ |
SKLVセミナー(無料)について
SKLVセミナーはここ南九州畜産獣医学拠点で不定期に開催される無料セミナーです。
セミナーを開催したいという方は是非お問い合わせよりご相談ください。随時募集中です。
セミナースケジュール
年月日 | 時間帯 | 対象動物種 | テーマ | 対象 | 共催機関 | 定員 | 参加人数 | |
1 | 2024.5.21 | 10:00-12:00 | 牛 | 牛の起立困難予防声かけAI「BUJIDAS(ブジダス)」とは? | どなたでも | (株)ベルシステム24 | 30 | 11 |
2 | 2024.6.10 | 13:30-16:00 | 牛 | 子牛の免疫機能発達に関わるプロバイオティクスの効果 | どなたでも | 東亜薬品工業(株) | 90 | 74 |
3 | 2024.6.12 | 13:00-15:30 | 豚 | 豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)対策の基礎と実践 | 獣医師 | アイデックスラボラトリーズ(株) | 30 | 12 |
4 | 2024.7.16 | 13:30-15:00 | 豚 | 豚熱の流行と対策:九州はいまどう立ち向かうべきか | どなたでも | なし | 90 | 99 |
5 | 2024.9.12 | 13:30-15:00 | 鶏 | 養鶏における飼養管理・壊死性腸炎への対応と生菌入り混合飼料の活用事例(仮) | どなたでも | 宮崎県養鶏獣医師協議会/東亜薬品工業(株) | 90 | 49 |
6 | 2024.9.25 | 13:30-15:00 | 牛 | 牛伝染性リンパ腫発症牛の全部廃棄大幅削減による日本経済の活性化:前がん細胞検診技術RAISINGの実用化 | どなたでも | 株式会社ファスマック | 90 | 23 |
7 | 2024.9.26 | 13:30-15:00 | 豚・鶏 | 畜産におけるネズミのリスクとその対策 | どなたでも | エランコ・ジャパン(株) | 90 | 53 |
8 | 2024.10.4 | 13:30-15:00 | 豚 | アフリカ豚熱の世界的流行:日本への侵入リスク | どなたでも | なし | 90 | 39 |
9 | 2024.10.16 | 14:00-15:30 | 牛・豚・鶏 | 畜産業における清掃の重要性:業務用温水高圧洗浄機による病原体策(車輛洗浄編)*屋外デモあり | どなたでも | ケルヒャージャパン(株) | 30 | 8 |
10 | 2024.10.24 | 10:00-18:20 | 豚 | PRRS対策 https://prrs-forum.jp/taikai02/ | どなたでも | PRRSフォーラム 参加費 : 2,000円(学生無料) 要事前登録(〆切10月17日(木)) | 30 | 31 |
11 | 2024.12.10 | 13:30-16:00 | 豚 | 畜産のアニマルウェルフェア~特に養豚におけるAWの取組み等について~ | どなたでも | (公社) 畜産技術協会 | 90 | |
12 | 2025.1.28 | 13:30-16:30 | 牛、豚、鶏 | 生産向上セミナー~元気な畜産を目指して~ | どなたでも | MPアグロ(株)/丸紅(株) | 90 | |
13 | 2025.1.29 | 13:00-16:00 | 牛 | 農場現場での迅速簡単血液検査 | どなたでも | 株式会社 アイビー | 60 |
活動業績(ただいま進行中)
過去の報道資料
現在準備中
お問い合わせ
当センターに御用のある方は、以下にご連絡下さい。
問い合わせ先 窓口担当者 興梠 和良 担当課 鹿児島大学共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センター(SKLVセンター) 電話・ファックス 0986-72-2090 住所 〒899-4101 鹿児島県曽於市財部町南俣1343番地 メール sklvcenter@vet.kagoshima-u.ac.jp |